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車のガラスフィルムについて
事の発端は着色フィルムを装着した車に対しての指導が統一されておらず、国土交通省より『視認により判定ができない場合、可視光線透過率測定器を用いて判定する』ということが通達されたことに始まります。
※ 2023年1月13日の通達
いろいろ書いてありますが、気を付けることは以下の3点
① 自動車窓ガラスの可視光線透過率は道路運送車両法が定める保安基準により70%以上であると定められています。
・目視では分からないので、フィルムが貼って有れば可視光線測定器で検査しましょう。
② フロントガラス上縁から開口部高さの20%までは透明で有れば可視光線透過率に規制は無い。

③ 可視光線透過率(測定)
・ 可視光線透過率には告示による基準・規則、規格があり指定された試験装置(可視光線透過率測定器)での測定の必要がある。LEDを使う簡易測定器は規格外。
可視光線測定器について
透過率を測定する機器は主に2種類あります。
① 光源にハロゲン電球を、受光部に視感効果度が考慮された半導体センサを用いた測定器(可視光線透過率測定器)
② 光源にLEDを、受光部に半導体センサを用いた測定器(簡易透過率測定器)
①は視感透過率を測定していて、②は測定対象物の分光透過率を測定している。
要するにこの二つでは測定結果がズレてしまうということ。
国土交通省が①での測定を決定したので②を使用していると違法車両の車検を通してしまう可能性が出てしまいます。
【 可視光線測定器の選び方 】
透過率測定器を選ぶ際に見るべきポイントは2つです。
① 投光部が白熱電球及びハロゲン電球であるか。(LEDはNG)
② 自動車安全ガラス試験(JIS R 3212)を受けているかどうか。


透過率測定器を検討する際は是非ともご連絡お願い致します!
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